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<超高齢社会×婚活>
#2-1 100組に1組が「IBJ」で結婚

出会いが少なくなり仲人さんの役割が大きくなっている

山本 友達ネットワークがどれだけ広いかで結構変わってくるのですね。

石坂 だからその代わりに、そういった気の利いた友達がなかなかいないというケースもたくさんあるわけですから。友達がいても紹介はしてくれないというのは多いですよね。だからその代わりに、人の手による「サポート」とか「紹介」が必要になるので、我が社の4000名を超える全国の仲人さんの役割というのが大きくなっているんですね。

上条 そういうことなんだ。

石坂  結局、婚活サイトとかパーティーとかいろんな街コンとかで出会いはいっぱいあるけど、あれはデータとデータのマッチングでしかなくて。「その人、本当に私に合っているのかしら?」とか「結婚する気あるのかな?」みたいになっちゃうわけじゃないですか。ただ、間に仲介者が入ると、手間は一手間掛かるのですが、どれくらい相手のことに関心があるかとか、結婚に向けてきちんと考えているかという確認はその段階ごとにできるわけじゃないですか。だから成婚率が高まるんですね。

山本 ITの時代でも人と人が結婚して一つの家族になるというところは、やはりアナログのほうが、間に人が入った方が結構きれいにいくのかもしれないですね。

石坂  IT も非常に重要で人がやらなくてもいいデータ検索だとか、あとその管理だとか、きちんとセキュリティーを高めた形でマッチングするまではITインフラでやればいいんですよね。でもマッチングしたところが確定したら、じゃあ「今度いつ会いますか」とか、「会った後でどうだった」とか、これはやっぱりシステムでは難しいんですね。

山本 機械が得意なところは機械に。人が得意なところは人がやったほうがうまくいくんですよね。

石坂  そこを面倒くさがらずうちはうまくやりきったので今があるというか。

上条 何か思っていた婚活と違いますね。全部がITに任せて仲人さんがいると思わなかったですし、人との関わりが婚活を通して自分とは違う多世代のおじちゃん、おばちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんという仲人さんと関係が持てるというのがあるとは思わなかった。それはすごい。

石坂  そう。だから女性なんかは本当に今までの恋愛経験を踏まえて、ちょっと自信がないとか、一歩踏み出せないという人は結構いるんですよね。だから最初も、過去の恋愛経験について仲人さんがずっと受け止めてあげるみたいなところから入ります。

上条 すごい。

山本 すごい、人と人ですね。

石坂  そうするとやっぱり本当に、人と人のまさに間に信頼関係というのができるので。まあ彼女だったらこういう人がいいんじゃないかなという人を、大概はやっぱり人なので直感的に紹介するケースも多いんですけれども、仲人さんが紹介してくれた人だから会ってみようとか、もうちょっと前に進めてみようとか、そういう気にはなるんじゃないかなと。

山本 IT社会の現状において忘れがちな部分ですね。

石坂 そうですね。

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