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<超高齢社会×婚活>
#2-1 100組に1組が「IBJ」で結婚

マッチングサービスだけではなかなか結婚にはいたらない

山本 なるほど。結婚相談所以外にもそういうパーティーとかも運営をしていらっしゃるんですね?

石坂 そうですね。もうパーティーなどは昨今の「街コン」などのブームも一時ありましたけれども、非常に動員数が増えていまして、月間パーティー数でいうと4000回から5000回ぐらい。

山本 月間!?

石坂 動員数も4、5万人くらい毎月、動員しているんですよね。

上条 IBJさんのサイトを見たんですけど、「サシ飲み」もできるとか、人数を選べる、出会い方がいろいろ選べるというのがすごくいいなと思って感動したんですね。やっぱり入り口は人それぞれ、得意、不得意の場面というか、シチュエーションがあると思うので、それで結婚につながっていくのかなと思いました。

石坂 それはすごくよくご覧になられてて、注目点としていいと思います。いきなりその結婚相談所やお見合いというと、ちょっと躊躇するじゃないですか。結婚願望が強くても。
なので、最初のゲートウェイとしてのサービスとして、やはりパーティーだとか食事会だとか、1対1の「サシ飲み」というキーワードを最近使ってるのですけれども、そういったライトなサービスを提供することによって裾野を広げているんですよね。ただ問題はパーティーや婚活サイト、そういった食事会で引き合わせをするだけだとあまり結婚まで至らないんですよ。

山本 引き合わせだけでは駄目なんですね。

石坂 でも世の中のサービスに結構マッチングサービスというのはすごくたくさんあるんですが、マッチングだけでどれだけ結婚に至るかっていうと、退会者のうちの数パーセントぐらい。

山本 少ないんですね。

石坂 なかなかサービス提供している側は明らかにしないというか、アピールしづらい数字じゃないですか。ただそこでマッチングだけじゃなくて、我が社の場合は人手をふんだんに活用してアナログなお仲人さんを全国に作ってしまったので、その方々が結婚まで、ライトな最初のお付き合いから真剣交際、そしてプロポーズ、婚約までサポートするので、成婚率が非常に高いんですよね。

山本 仲人さんがすごく重要な役割を担っていらっしゃる。

石坂 そうなんです。それを昔ながらの仲人さんをきちんと組織化して、ルールを統一し、共通で使うネットワークインフラ、要するに1社当たりの会員数は10名から20名でも、それがもう何千社集まれば会員さんは何万人にもなるじゃないですか。そのようなネットワークを提供したことで、業界のスタンダードシステムになったんです。

山本 昔でいう、世話焼きおばさんみたいな方が組織化されて、みんなで結婚をつくっていくようなイメージなんですね。

石坂 そうです。それともう一つ特徴的なのは、もちろん年配の方がまだ主力の市場であるんですが、30代、40代で独立起業してそういった事業をやりたいという人が増えてるんですよね。

山本 起業家なんですね。

石坂 そういった方を育成する仲人学校のような仕組みもあるものですから。

上条 新しい。

石坂 起業したいとか、あと会社勤めはできないけど自宅で何か事業をやりたいとか、子育てしながら仕事したいという方でも、仲人業はできるんですよね。独立自営業主として。

山本 そうなんですね。

石坂 はい。そういった方を僕らは育成する仕組みがあるということですね。

山本 なるほど。そういったノウハウを持たれているのが非常に強い。かつ、また仲人さんがいる、いないはかなり違いますよね。

石坂 そうなんです。

山本 アナログが結構、重要な部分ではあるんですね。

石坂 アナログが重要なんですが、そこに手間とコストが非常にかかりそうなというか、実際かかる部分もあるんですけど、そういうイメージがあるのでなかなか同業他社が本格的に参入しづらい分野なんですね。

山本 御社の本当に大きな特徴なんですね。

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