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<超高齢社会×空間シェアリング>
#8-4 日本の老後にもっと自由を!TKPの空間シェアリングが「老後の夢」を実現!?

夏は北海道、冬は沖縄!フレキシブルな空間活用で「老後の夢」も実現!?

(※この対談は2020年3月18日に収録されました)

山本 医療介護業界とお仕事で接点があったことはありますか?

河野 私どもはホテルをやっているんですけれども、今大体20棟以上のホテルを TKPで直接仕入れて運営したりもしているんです。

山本 20棟もホテルを持っていらっしゃるんですか。

河野 そうですね。そのうち10棟ばかりがアパホテルを自分たちで。

山本 アパホテルをTKPさんがやっていらっしゃるんですね。

河野 そうです。自分で作って自分で運営して、フランチャイズとしてやらせていただいていますけれども、そのうち1つのホテルが病院のリハビリ施設、リハビリセンターだったところを私どもでホテルに変えました。

山本 リノベーションしたということですか?

河野 そう、リノベーションしたんですよ。個室になっていますよね、病院の部屋は。

山本 そうですね。

河野 部屋にお風呂もトイレもあったりしますので、そこを一部屋一部屋リノベーションして、ホテルの部屋にしてしまったんですよ。 「アパホテル TKP 西葛西店」というところなので 是非今度行ってみてください。
でもわからないですよ!行っても本当にホテルそのものですから。これが昔病院だったとは思わないですね。

山本 そういう変化もあるんですね。

河野 ということは逆もまたできるわけで、ホテルとして成り立たないとなれば、今度は高齢者用の施設として使うこともできますから。そういう形で本当にハイブリッドに使っていけるスペースを作っていく、これもある意味シェアなんですけども、使っていけるスペースにできるんではないかなと思いますね。

山本 「これはホテル」「これは病院」「これは介護施設」じゃなくて、フレキシブルに時代によって変わっていけるというのが大事なんですね。

河野 ファジーになっていって、フレキシブルになれば、高齢者がどこまで自分のクオリティを高めるかに応じて…もしかすれば星付きホテルの部屋を年間契約で自分の部屋にするという人も出てくるでしょうし、普通のビジネスホテルを年間契約する人も出てくるでしょうし、そこに付随するサービスがどういうサービスがあるのかということで、それもまた使いようなのかなと思いますし。
あとは実際のホームのところがあったとして、日本全国ホテルってあるわけですから、そこを転々としていって、そのグループのホテルを転々とすれば、同じサービスが受けられると。今の施設のですね。そういうものもあるとまた違うんでしょうね。

山本 御社のホテルでは1泊いくらのほかに、マンスリーなどもあるんですか?

河野 そうですね、それはもうケースバイケースで、我々は1週間単位とか1か月単位で社員研修とかそういうものを請けますので、会議室と宿泊施設をセットにして、セミナーホテルのように販売していますので、そういう意味では長期の貸し出しというのもしております。また同じように、企業が元々持っていた保養所とか研修施設をTKP が仕入れて、ホテルのライセンスを取るんですね。取ってセミナーホテルとして運営しているんです。
ですからそこも高齢者の方に使っていただいて、季節的に「じゃあ皆さん1ヶ月間葉山に行きましょう!」とか、「夏は沖縄に行きましょう!」とか、そういう使い方でちょっと面白くというか、楽しく使える施設にしてしまえば、一年間ずっと同じところにいなくても、この施設に入れば季節ごとに地方にも行けて、そこでも同じような生活ができる、というのが選べますよね。

山本 最高ですね。

上条 それ私の夢だったんですよ。老後の夢でした。

山本 ずっと同じ介護施設ってだんだんストレスも溜まってくることもありますよね。皆バスツアーに行ったりもしますけど。そうやって葉山とか沖縄とか行けると良いですね。

河野 元々別荘地という発想があるじゃないですか。夏は涼しいところ、北海道に行こうとかね。
冬は沖縄に行こう、と。それをもしシェアで実現できたら良いと思いません?

山本 そうですね。

河野 自分で持たなくて良い。この老人ホームに入れば、夏は先ほど言った北海道に行こう、冬は沖縄で、ここで施設が1ヶ月ずつオープンしています、と。どこに行っても良いし、どこで生活しても良いんですよ、選んでください、ということであれば、非常にQOLが上がっていくような気がしますけどね。

山本 そうですね。

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