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<超高齢社会×テレワーク>
#6-1 学生起業家から東証一部上場へ!テレワークで日本を変えるブイキューブ

自らの経験を活かしたからできるソリューションカンパニー

(※この対談は2020年1月21日に収録されました)

山本 自分が使っているから、かゆいところに手が届くというか、間下社長が 細かい所まで「もっとこういうものが欲しい」とおっしゃっているわけですものね。

間下 私に限らず、中のメンバーが抱えている課題が、例えば2008年ぐらいですか。お客様に電話で営業をするのを一般的によくやるではないですか。ですが、なかなか言葉で伝わらないので、とりあえずアポイントメントを取って、行こうとするのですね。でも、アポイントメントを取って行くだけでも、ものすごいお金も時間も掛かるし、お客様からしても、来られたら嫌なのでなかなか難しく、効率が悪いわけです。
そこでうちの営業現場が編み出したのは、電話をした瞬間にテレビ電話でつないでしまう。我々の仕組みはソフトで動いていて、パソコンで動くので、普通につながってしまうのです。

そうすると、電話を掛けてきた営業マンが自分のパソコンに映っていて、資料を見せて説明をしてくれる。そうすると、行かなくても実際に説明ができてしまうのです。実際に訪問するのは本当に当社のサービスを求めているお客様先だけなので、お互いにハッピーなのです。これは現場で営業活動に疲れて、ものすごく困っている人が作ったので、非常に効果的だったりするのです。

山本 テレフォンアポインターがアポイントを取るだけではなく、1歩先まで進んでできてしまうということですね。

間下 そうですね。お客様も無駄な手間が掛からないので、非常に良かったと思います。

山本 確かにそうですね。アポイントメントだけ取られて、売り込みに来るまでの時間のタイムロスもありますし。

間下 結局、会議室を用意してとか、お茶出してということがあるではないですか。面倒くさいですよね。
最近、展開しているテレキューブみたいな電話ボックスなども、あれは我々がテレビ電話を使って、いわゆるテレワークをどんどん広げていく中で、「場所がない」という課題をずっと抱えていたので、それを解決するために作った仕組みなのです。ほとんど自分たちが欲しくて、何か困っている所を解決する所が入り口になり、物によっては我々のお客様が目の前で困っているのを見ながら、それに対して何かしらソリューションを作って展開をしていくみたいなことを、映像を中心にやっている感じです。

山本 本当にソリューションカンパニーですね。

間下 そうですね。

山本 でもソフトだけではなく、リアルの「テレキューブ」を作ってしまったのは、すごいですね。

間下 そうですね。

山本 場所がないのは、一番大きな問題だと思いますので。家だと子どもがいたりして、集中できない雰囲気があると思いますし。テレキューブがあると相当働き方が変わりますね。

間下 おっしゃるとおりです。やはりカフェで働くとか、色々なオフィスのない所、いわゆるサードプレイスといわれるようなところで働く方が増えてきているのですが、なかなかやれることが限られてしまう。例えばメールなどはできるけれども、電話はできないし。空港のラウンジなども電話をしたら追い出されますよね。

山本 そうですね。

間下 ですから、そういうコミュニケーションを取ろうと思うと、急に場所がなくなってくるのが社会課題でもあったのです。

山本 なるほど、ありがとうございます。

上条 分かりやすかったですね。フリースペースだけでは駄目だということですよね。場所はたくさんあるけれども、仕事をするなどの重要な話をする場所は限られていて、移動障害が起きているということですね。

間下 そうなのです。例えば最近はシェアオフィスもすごく広がってきていますよね。そこら中の駅の目の前にシェアオフィスがあったりしますが、シェアオフィスも色々な人がいるじゃないですか。これで秘密の話ができますかというと、できないですよね。かといって会議室を取ろうと思うと空いていなかったり、もしくは高かったりして、結局なかなか使えないのです。例えば移動しながら、営業の方などは1日中出ている中で、隙間時間に色々な仕事をしたくても、やれることが限られてしまう。そこにテレキューブみたいな場所が出てくると、色々なことができるようになってくるわけです。

山本 確かに、どこへ行っても「通話禁止」と書いてありますからね。

間下 ありますね。基本は「うるさくするな」っていうのは、そのとおりだとは思うので。

山本 公共の場は全部通話禁止ですよね。

間下 そうなってしまいますし、しゃべる側も実は、お客様の個人情報をしゃべってしまう可能性もあります。もしくはお客様の情報を話すセキュリティーを考えないといけないので。聞こえてはまずい方も、いっぱいいらっしゃいますから。

山本 目からうろこですね。電話ボックスがどんどん街中から消えていったけれども、もっと防音設備までしっかりしたボックスを作ることで、そこでお仕事ができてしまう社会に変わってきて、またボックスがそこら中にどんどん増えていくという。時代がまた戻っていって、さらにもっと高度化するということですね。

間下 そうですね。そうなってくると良いと思います。

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