MOVIE

  1. HOME
  2. 対談ムービー
  3. <超高齢社会×婚活>#2-3 婚活市場で介護職はモテます

<超高齢社会×婚活>
#2-3 婚活市場で介護職はモテます

介護職は非常にモテる領域になると思います

上条 では最後に介護職の結婚についてお伺いしたいのですが。介護職の方の結婚のマッチングもやられますか。

石坂 もちろん。あらゆる職種の人がいて、介護職の方もたくさん婚活されています。

上条 どうですか。

石坂 非常に安定職種で、いいと思うのです。一部では、収入の面とか仕事がきついとかそういった印象ってあるんですよね。

山本 介護の3K。

上条 3Kとよくいわれて。給料が少ないから結婚ができないんじゃないかといって、親に止められるという経験を介護職の方は多くしているというか。

石坂 ただ収入は多ければいいというものじゃなくて。多い人は使っちゃうから。実は公務員の方とか、資格保有、介護職も含めて、安定的な収入がある方というのは実は婚活市場で非常に人気があるんですよね。
例えば介護職の方同士とか、仕事が似通った方のマッチング率は非常に高くて、介護職の方同士がご結婚されればお互いの仕事の理解もあるし、シフトもうまく組めて、子育てだってうまく交代しながらできるかもしれないし。安定職種の方のカップルというのは非常に家計所得的にもいいわけですよね。

山本 子育てもしやすいのですね。
ちなみにちょうど2019年の10月から、特定処遇改善加算というものが介護保険制度で始まりまして、これが介護職10年以上した方のお給料を全職種平均の440万円ぐらいの給料になるような加算を付けていこうみたいなことを国が始めるのです。440万円くらいの給料というと婚活市場ではいかがですか?

石坂 はい。東京だけちょっと特殊で、男性はできれば年収500万ぐらいあるといいのですが、それ以外のエリアでは400万円以上の収入がある方というのは非常にお見合いも組めるのですよね。お見合い組めるということは結婚もしやすいという方なので、今おっしゃっていた440万というのが実現して、婚活サービスの中でお見合いを組んでいくということであれば非常に「モテる領域」だと思います。

山本 「モテる領域」に入る。3Kじゃなくなるということですね。

上条 お給料が低いとは、どこからが低いのですか。

石坂 お見合い市場ではやっぱり400万円が1つのバーなので。

上条 400万円以下だったら給料が低いという感じですか。

石坂 そうなんです。だから女性も実はそれなりに安定的な収入がある方がモテるのですよ。

山本 女性も同じなのですね。

石坂 だから専業主婦希望とか、不安定というか、安定収入じゃない方というのは、男性も全体の傾向としては避ける方が多いです。

山本 不安定な収入の方はやっぱり避けられてしまうと。

石坂 そうですね。もちろん、ある程度の恋愛感情や一緒にいて気が合う、というのはすごく大事なんですけども、やっぱりある意味、結婚は経済の問題でもあるので。

山本 そうですね。

上条 そうですね。

石坂 お互いの価値観というのはお金の使い方とかもあるし、そういったところをちゃんとマッチング、調整して、最後にご判断されていくわけですから。同じくらいの年収の方が同じような価値観でご結婚されていくというのが、一番ハッピーなんですよね。

山本 なるほど。じゃあ介護職で10年ぐらい働いている方で(440万円以上の)年収になってきて、安定している職業でというと、これからの社会ではすごく良いと。

石坂 とても良いと思いますよ。

山本 素晴らしいお答えをいただけましたね。ずっと介護業界にいると、その辺がだんだん分からなくなってくるのですが、今回は婚活を一番やっていらっしゃるIBJさんに教えていただいて、非常に役に立ちました。

石坂 そうですか。

上条 勉強になりました。

石坂 むしろ介護職の方は、さっき3Kとかおっしゃっていたけど、そういうことを考えずに、仕事に誇りを持って、それから異性とのお付き合いをするときも意味もなく自信がないという方も中にはいるのですが、そういうことは考えずにどんどん積極的に機会をつくっていったらいいと思いますよね。

山本 特に結婚していく上で、今までのお付き合いの経験はあまり関係ないのですか?

石坂 もちろん最初、お見合いのときとか、交際がぎこちなくなってしまうとかは当然あるのですが、そこはあまり心配することはなくて。我々がちゃんと経験を積ませながら、徐々にモテるようになっていくので。例えば見た目だとか、振る舞いだとか、話なんかも出来るように段々なっていきますから。あまりそこは問題ないですね。

山本 そうなのですね。恋愛と結婚はやっぱり違うのですね。

石坂 違うと思います。やはり介護職の方はお仕事中はそんなに服装が派手だったりはないでしょうし、地道なきちんとしたお仕事だと思うのですけど。オンとオフをきちんと切り替えて、お仕事から離れたらやっぱり男性も女性もちょっとおしゃれをするとか、こだわりを持つとか、そういったことは非常に大事なので、できればそういうメリハリをつけられるような感じになるともっといいかなと思います。

上条 ものすごく希望をいただいた感じがしますね。

石坂 希望しかないですよ。

山本 介護職には希望しかないですね!

上条 うれしい。

まとめ

山本 本日はIBJの石坂社長に来ていただきまして、どうもありがとうございました。

上条 ありがとうございました。

石坂 ありがとうございました。

山本 IBJが婚活ナンバーワン企業になられた理由というのが本当によく分かりましたし、私は子育てと高齢者業界しか(仕事を)やっていなかったので、「婚活」というところも一緒にお話を聞くことができて、実はお互いが親和性があるのだと感じました。介護職はモテるんじゃないかという話も私はイノベーションかなと思いますね。そういう意味では今日、本当にお話しできて楽しかったですし、勇気がもらえましたね。

上条 もらいました。

山本 本当にIBJさんの素晴らしさ。今は100組に1組ですけれども、本当に100組に10組とか・・・。

石坂 10パーセントですね。

山本 10パーセントまでいかれるかもしれないですね。

石坂 はい、目指して頑張りたいと思います。

山本 ぜひこれからも頑張ってください。

石坂 はい。

山本 どうも今日はありがとうございました。

上条 ありがとうございました。

石坂 ありがとうございました。

関連記事